お肌の潤いのもと

こんにちは、スタッフの星野です☆★☆

突然ですが、お肌の潤いのもとは何だと思いますか? それは、“良質な皮脂膜”にあります。良質な皮脂膜には、肌を保湿してくれる大切な役割があるのです。

じゃあ、そもそもの皮脂膜は何から作られるのか? 皮膚膜は、自分の肌の“汗腺”から分泌される皮脂が作り出しています。そのため、汗腺の働きは美肌にとって、とても重要なのです。

そこで今回は、この汗腺を鍛えて美肌になる方法について、ご紹介します。

■6月は汗腺が衰えて肌荒れしやすい

まず、汗腺の働きは、季節によって変わります。6月に入って、肌荒れ・肌トラブルを起こしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は6月から7月にかけては、気温も湿度も上がって、汗腺の働きが盛んになり、一年のうちでもっとも皮脂分泌が多い時期。しかし、冬の間、汗をかく機会の少なかった方の汗腺は、衰えている可能性があります!

汗腺が衰えていると、汗と皮脂分泌のバランスが崩れやすく、ニキビができたり、肌トラブルが増えたりするのです。

また、衰えた汗腺から出る汗は、老廃物を含んでいることもあります! 老廃物を含んだ質の悪い汗は、ベトベトした粘り気のある汗で、良質の皮脂膜を作ることができません。

よって、繰り返しになりますが、美肌になるためには、腺を鍛えて質の良い汗と皮脂をバランスよく出して、良質な皮脂膜を作ることが大切なのです。

■汗腺を鍛える簡単な方法3つ

汗腺は、週に2~3回の適度の運動を定期的に行って鍛える、という方法もあります。しかし、こういった習慣は、何よりも続けることが大切ですよね。

そこで続けやすい方法を、以下に3つ取り上げます。これらは、無理なく続けられる汗腺トレーニング方法なので、ぜひ試してみてください!

(1)毎日のお風呂で汗腺を鍛える

まず、浴槽に20cmくらい、熱めのお湯(43~44℃)を入れ、

風呂用のいすなどに座ってひざ下とひじから先だけを、10~15分間お湯につけます。

こうして手足の眠っている汗腺を目覚めさせるのです。

次に、同じ湯船にぬるま湯を足して36℃程度にし、10~15分間、半身、または全身を浸します。

このとき、湯船にコップ1杯ほどのリンゴ酢か、バスソルトを入れると、体が芯から温まります」

この方法なら、疲れを癒しながら汗腺を鍛えられるので、簡単に続けられますよ。

(2)飲み物や食べ物に生姜or生姜粉末を加えて、汗腺を鍛える

汗腺を鍛えるには、体をあたためる“生姜”を取り入れるのもひとつの手です。ちなみに生姜には、発汗効果以外に嬉しい効果が3つあります。

なので、汗腺のためだけと思わず、取り入れてみてください。

・殺菌効果

・消炎効果

・胃腸を整え、疲労回復効果

なお、生姜はお風呂あがりに取り入れると、さらに効果的です。そのため、これから入浴後の一杯は生姜ドリンクにしてみてはいかがでしょうか。

(3)できるだけエアコンをつけないようにして、汗腺を鍛える

湿度も高い今の時期は、ムシムシと暑く感じる日もありますよね。

しかし、汗腺を鍛えるためだけでなく、夏の暑さに適応できるようにするためにも、あえて温度調節をしないでみてください。

とはいえ、「どうしても」というときもあると思います。そのときは、できるだけ冷房ではなく除湿を選ぶようにしましょう。

いかがでしたか? 汗腺が鍛えられると、老廃物を含まない、質の良い汗をかくことができます。良質な皮脂膜を作って、潤いのある肌を手に入れましょう!