スーパーフードアボカド🥑

アボカドは10種類以上のビタミンとミネラルを含んでおり、とても栄養価の高い果物です。カリウム、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6などは、一食あたりの摂取目安量をアボカド1個で摂ることができます。
また「森のバター」と言われるように、とても脂質の多い果物です。脂質が多いといっても、リノール酸、オレイン酸といった身体に必要な不飽和脂肪酸です。
アボカドの主な成分を、バナナとイチゴと比較してみました。








カリウムはなんと果物の中で1番の量。カリウムの多い果物と言われているバナナのなんと2倍です。
ビタミンB6が果物の中で1番はバナナですが、100g中0.32mgのアボカドは3位なので、かなり多く含まれているといえます。
葉酸はドリアン(150mcg/100g中)、ライチ(100mcg/100g中)、いちご(90mcg/100g中)などに次ぐ量です。
食物繊維はかりん(12mcg/100g中)栗(76mcg/100g中)に次ぐ量です。

つまり繰り返しにはなりますが、アボカドは様々な栄養価をもつかなり優秀な食材と言えそうです。

アボカドの摂取制限

妊婦さんの場合

アボカドは前述したとおり、100gに対して187kcalという果物の中で一番の高カロリーです。妊婦さんの場合は1日のカロリーの最適摂取目安が2500kcalなので、食べすぎてしまうとカロリーオーバーになる可能性があります。

アレルギーの場合

アボカドは、喉のかゆみ、唇や舌の腫れなどのアレルギー症状を起こす場合があります。重篤な場合、激しいショック症状、アナフィラキシーショックに陥ることもあります。
また、アボカドアレルギーは食べただけでなく、その他の条件が揃うことで発症する場合もあります。例えば、ハンノキの花粉と共通抗原性があるので、花粉症の人は、体調を崩していたり、体が弱っている場合、普段は反応しないのに症状を起こすことがあります。また、ラテックスアレルギーの人も注意が必要です。アボカドが皮膚に触れただけでかゆみ、腫れが起こることがあります。