巻き肩

巻き肩は別名「スマホ姿勢」とも言われていて、スマホを見るような猫背の姿勢を長時間続けることが原因のひとつ。猫背が続くと肩から胸の筋肉がギュッと縮んでしまい、巻き肩になりやすくなる。巻き肩の人は自覚がなくても次第にこりの範囲が広がり、肩こりや首こりになっている場合が多い。放置しておけば、血行不良によって頭痛を引き起こしたり、こり固まった筋肉が神経を圧迫することで自律神経が乱れ、吐き気を伴ったりすることも。

巻き肩の予防

前かがみの姿勢を続けない

前かがみになりがちなパソコンやスマホを長時間見続けるのは、巻き肩になってしまう一因。そこで、1時間パソコンやスマホを見たら休憩を取り、意識的に体を動かそう。まず、背中で両手を組んで、ゆっくり腕をあげる。このときのポイントは、肩甲骨を寄せ、胸を張るようにして行うこと。10秒×3セット行えば、無駄に入っていた力がスコンと抜けていく。

巻き肩が原因でおこりやすい不調

◆胸が硬くなる 肩が本来ある位置よりも前にあることで胸が縮こまって筋肉が硬くなり、肩こり・首こりの症状がおこりやすくなります。 ◆呼吸が浅くなる 猫背気味の状態でスマホを使っている時は腕を内側に閉じた状態にもなっています。胸がより縮こまって呼吸の浅い状態が続きます。マスク着用でスマホを使うことが多い人はさらに注意が必要です。呼吸が浅い(=体内に行き渡る酸素が少ない)と集中力の低下、疲労、自律神経の乱れにつながることもあります。 ◆姿勢の悪化 視線が下がって頭が下がり、背中が丸まってバストが下向きになるなど、見た目の印象にも影響するのは想像がつきやすいでしょう。姿勢が悪いと気分もいまいち…ということもよくあります。

スマホやパソコンを使う時間をいきなり減らすのは難しいかもしれませんが、使っている時の姿勢を時々意識したり、こうしたストレッチを行う習慣をつけるなどを心がけてみてください。

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