頭痛や自律神経が乱れる原因は
「首」にある
頭痛や自律神経系の不調が増えている要因の一つに「パソコンやスマートフォンの使用時間が増えていること」が挙げられます。
パソコンやスマートフォンの使用時間が増えると、長時間うつむきながら画面を見る姿勢が増えるため首に負担がかかり、首周りの筋肉が過度に緊張していきます。この姿勢を長期に渡って続けると緊張して硬くなった筋肉が骨を引っ張るためストレートネックになります。

出典:自然食Cafe こかげ
そして、首の筋肉の過度な緊張やストレートネックが、首こりや肩こり、頭痛や自律神経の働きが乱れる原因になっていくのです。
自律神経の働きが乱れることで起きる症状は、以下の通りです。
- 頭痛、頭が重い
- 首や肩、背中のこり
- 目が疲れる、ドライアイ
- 耳鳴り、めまい
- 過敏性腸症候群、食欲低下、食欲不振、吐き気、胃の不快感
- 疲労感、疲れやすい
- 倦怠感、力が入らない
- 睡眠障害、不眠
- パニック障害、情緒不安定、不安感
- 無気力、集中力低下、うつ、イライラ など
もし、あなたが上記のような症状を感じている場合は、首の筋肉を緩めて、整えることで症状が緩和・改善される可能性があります。
自宅にいながら頭痛や
自律神経の不調を整えることはできないか
ここまでの話をまとめると、長時間のパソコンやスマートフォンの使用によるうつむき姿勢によって、首のS字カーブが崩れ、首や肩周りの筋肉が過度に緊張して硬くなっていることが頭痛や自律神経系の不調に繋がっているということです。
自律神経の不調は枕の高さや硬さが首に合っていないことが要因の1つとも考えられます
自律神経が不調になる原因は色々ありますが、枕の高さや硬さが合わず、頸部に負荷をかけることもその1つとされています。頸部には、自律神経が通っており圧迫されると働きが阻害されます。
また熟睡できないため交感神経と副交感神経の切り替えもうまくいかず、バランスが乱れる可能性もあるのです。横になって敷き布団と首に隙間ができず、首から肩に力が入らない枕が適しています。
自律神経バランスを整えるには、生活スタイルの見直しやピラティスなどのエクササイズも効果的です。