経皮毒とは、文字どおり皮膚(経皮)をとおして身体の中に入ってくる有害化学物質(毒)のことです。有害物質は極小なため、皮膚の網目をすり抜けて血流に達し、体内を駆け巡ります。有害物質は脂肪と結びつく物性があり、男性は肝臓、女性は胸や子宮に溜りやすいという特徴があります。
有害な化学物質の影響を受けた子宮から生まれたお子さまは、原因がはっきりしないアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーにかかるリスクが高いとされています。胎児のうちに有害な化学物質の影響を受けていた可能性があるのです。
毎日使う日用品の中に含まれる有害物質は、ごく少量です。しかし、繰り返し使うことで少しずつ体内に蓄積され、ある日突然症状が現われるのです。
経皮毒には、おもにシャンプーやリンス、トリートメントなど頭皮から吸収されるものと、日焼け止めやボディーソープ、洗濯洗剤、化粧品、香水、虫除けスプレーなど皮膚から吸収されるものがあります。
経皮毒排出方法
化学物質は、脂分の中に溶けて蓄積します。皮膚と大腸は繋がっているので、大腸で食物繊維の使って脂をからめ取り、便として排泄すれば経皮毒の体外へ排泄する事ができます。
米ぬかを含む玄米には特に脂の排泄能力が高いことが分かっています。
また油の分解酵素を含む大根や生姜・玉ねぎ・白ネギなどの辛味があり野菜は発汗作用が高めて、皮膚からの毒素の排泄力を高めてくれるのでおすすめです。
その他にも干椎茸・海藻・高菜豆腐・千切大根などの乾物が排泄力の高い食べものです。
また高菜豆腐には環境ホルモンであるダイオキシンを排泄する力が抜群に高いことが実験で確かめられています。
食べものだけでなく運動で発汗すると体内の毒素が抜けやすくなりますよ。
さらに還元力の強い天然塩をいれたお風呂で入浴するとデトックス効果が抜群です!
もともと体に備わっている元気になろうとするシステムが活発に働いて自然に自浄能力が高まり、悪い物質が排泄されやすくなります。