たかが便秘?自然なお通じは健康の基本です。

便秘にも4つのタイプに分かれています。まずは自分がどのタイプなのかを知り、原因に合わせて食事内容や生活習慣を見直すところから始めましょう。

熱秘タイプ

辛いもの、味の濃いもの、油っぽいもの、お酒などの摂り過ぎで、体が熱を持ったために腸で多くの水分を吸収してしまい、便が硬くなっているタイプ。

ポイント

身体の熱を冷まし腸の運動を促しましょう。辛い物や味の濃いもの、油っぽいものなどは控え、水分バランスを整えましょう。熱を冷まして腸を潤すバナナは有効です。

寒秘タイプ

冷え症や、冷たいものの摂りすぎなどから、お腹が冷えて腸の動きが鈍くなり、便が出にくくなるタイプ。下剤でお腹が痛くなりやすいのも特徴です。

ポイント

南国のフルーツや生野菜など、身体を冷やす食材は控え、ニンニクやニラ、ネギなど温める食材を積極的に摂り入れましょう。下剤はお腹を冷やし、便秘が悪化することもあるので要注意。

燥秘タイプ

腸の水分が消耗して潤いが不足することで、便が乾燥して出にくい状態です。病後や高齢者に多いタイプで、コロコロした便が特徴です。

ポイント

腸を潤し、力をつけましょう。こまめに水分を補い、アーモンドやイチジクなど種実類と植物性の油を積極的に摂り入れましょう。ごまをハチミツで練った「ごまハチミツ」もおすすめです。

気秘タイプ

腸の運動をコントロールする力が不足して便を押し出す事ができないタイプや、緊張やストレスで腸がスムーズに動かず便がスッキリ出ないタイプです。

ポイント

腸に力を補って巡らせましょう。芋類や豆類などは腸の元気を養います。ストレスが溜まっているときはセロリやシソ、春菊など香りの良い野菜がおすすめです。アロマバスは腸の緊張を緩めてくれます。

あなたはどのタイプでしたか?たかが便秘だけどされど便秘です。出なくて当たり前になって溜め込んでしまっている身体を卒業しましょう。