「納豆」最強の食べ方

かき混ぜる回数は50回がベスト

 ただ納豆を食べるよりも、ある食材を“ちょい足し”するだけで、その健康効果がアップする食べ方がある。一方、卵は白身を入れると栄養吸収効果を下げてしまうなど、組み合わせ次第でプラスにもマイナスにもなってしまう。

 かき混ぜる回数にも理想の回数があり、ベストは「50回程度」だという。また、たくさん食べればいいというわけでもない。食べ過ぎは、イソフラボンの過剰摂取で、ホルモンバランスが崩れるという説もあるが…?

納豆の食べ方 熱々ごはんにのせるのはNG

 アツアツごはんで食べる納豆ごはんはたまらなく美味しいもの。ところが実は、熱いごはんに納豆をのせてしまうと、納豆が持つせっかくの働きが薄まってしまうという。

 他にも、納豆の健康効果を活かすには、朝よりも夜に食べる、粒納豆とひきわり納豆を食べ分けする。賞味期限ぎりぎりで食べる。冷蔵庫から出して常温に戻したものを食べる──などがある。

血糖値、血圧を下げる作用も!「酢納豆」の効果とは

 これまでに健康食としても何度もブームを巻き起こしてきた納豆。さらに、納豆に「神の一手」を加えると、もっとおいしく、しかも健康になれると話題に。その一手とは、「お酢」だ。

 健康番組で、納豆1パックにしょうゆではなく、お酢ひとさじを足す食べ方が「納豆の新ワザ」として紹介されて以来、人気が広がっているのだ。

「酢納豆」健康効果を高める食べ方

 NHK『ガッテン!』で「納豆の新ワザ」として紹介されて以来、人気が広がっている「酢納豆」。納豆1パックに小さじ1杯程度の酢を加え、箸などでかき混ぜるのが基本的な作り方だ。

 さらに“ちょい足し”することで、より健康効果が高まる食べ方もある。酢納豆に卵を入れてかき混ぜ、しばらく置いてから食べると、納豆菌が卵のたんぱく質を分解してくれるので吸収しやすくなる。夜に食べるなら、薄く切った生の玉ねぎを入れると、生の玉ねぎには睡眠誘発作用があるので寝つきがよくなるという。