SPFは紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を、PAは紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を表します。SPFは数値で、PAはプラス記号(+)の数で表示され、数値やプラス記号の数が大きいほど紫外線防御効果が高いことを示します。

- SPF (Sun Protection Factor):
- 数値で表示され、数字が大きいほどUVBをブロックする効果が高い。
- SPF30は、日焼け止めなしの場合の30倍の時間、肌が赤くなるのを遅らせるという意味です。
- 日焼け(サンバーン)を引き起こすUVBを防御する効果を表します。
- PA (Protection Grade of UVA):
- 「+」の数で表示され、プラス記号の数が多いほどUVAをブロックする効果が高い。
- PA++++が最もUVAを防御する効果が高い。
- UVBと違い、UVAは窓ガラスや雲を透過するため、室内でもUV対策が必要です。
- シミやシワ、たるみなどの光老化の原因となるUVAを防御する効果を表します。
日焼け止め選びのポイント:
- 使用シーンに合わせてSPF/PAを選ぶ:
- 日頃の生活では、SPF10〜20、PA++で十分な場合もあります。
- レジャーやマリンスポーツなど、長時間紫外線に当たる場合は、SPF30以上、PA+++以上を選びましょう。
- こまめな塗り直し:
- 汗や水で落ちやすいため、こまめに塗り直すことが重要です。
- 肌質に合った日焼け止めを選ぶ:
- 乾燥肌や敏感肌の方は、低刺激の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
まとめ:SPFはUVB、PAはUVAを防ぐ効果を表す指標であり、どちらも紫外線対策に欠かせません。日焼け止めを選ぶ際は、使用シーンや肌質に合わせて適切なSPF/PA値を選び、こまめな塗り直しを心がけましょう